以前のバージョンでは、WPSという名称で提供されていた製品が、新たなバージョン(バージョン2023)からはAltair Analytics WorkbenchとAltair SLCに明示的に分かれました。
この変更に伴い、開発環境と実行環境を構築するためには、別々のインストーラーを使用する必要があります。
従来のWPSとの違い
以前のバージョンでは、WPSという名称で提供されており、一つのインストーラーを使用して、開発環境(WPS Workbench)と実行環境(WPS Processing Engine)を同時にインストールできました。
しかし、新しいバージョンからはAltair Analytics WorkbenchとAltair SLCが明示的に分かれ、それぞれの製品を個別にインストールする必要があります。
Altair Analytics Workbench
開発環境はAltair Analytics Workbenchという名称となり、これは以前「WPS Workbench」として知られていたツールです。
このツールは、新規および既存のSAS言語プログラムの作成、編集、実行をサポートします。
高度なSAS言語コーディング環境を備えているだけでなく、ビジュアルでコード不要のワークフロー環境も含まれています。
ノーコードのワークフロー環境を利用することで、複雑なプログラミング知識がなくてもデータの処理や分析を視覚的に行うことが可能です。
Altair Analytics Workbench(開発環境)をインストールするには、Altairの公式ウェブサイトからAltair Analytics Workbenchのインストーラーをダウンロードします。
インストーラーを実行し、指示に従ってインストールプロセスを完了します。これにより、開発環境がセットアップされます。
詳細は以下のヘルプデスク記事を参照ください。
Altair Analytics Workbench(Windows)のインストール方法
Altair SLC
Altair SLCは、「WPS Processing Engine」として以前知られていたSAS言語のコンパイラおよび実行環境です。
SAS言語の構文で書かれたプログラムを、他のサードパーティ製品のライセンスなしで、変換せずに実行できます。
Altair SLC(実行環境)をインストールするには、同様にAltairの公式ウェブサイトからAltair SLCのインストーラーをダウンロードします。
インストーラーを実行し、指示に従ってインストールプロセスを完了します。これにより、実行環境がセットアップされます。
詳細は以下のヘルプデスク記事を参照ください。
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