環境変数の設定方法について、WindowsとLinuxのそれぞれの手順を詳しく説明します。
環境変数の設定手順(Windows)
Windowsでの環境変数の設定手順は以下の通りです:
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スタートメニューを開き、検索ボックスに「システム環境変数」と入力します。すると、「システム環境変数の編集」というオプションが表示されます。それをクリックしてください。
- システムプロパティウィンドウが開き、[詳細設定] タブが表示されます。このタブの下にある [環境変数] ボタンをクリックしてください。
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[環境変数] ウィンドウが表示されます。ここで、システム全体に適用される環境変数を設定します。下部の「システム環境変数」ボックス内で、「新規」ボタンをクリックします。
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例として
ALM_HHWU
の設定(ALM_HHWU=T
)を追加する場合を示します。- 変数名に
ALM_HHWU
を入力します。 - 値に
T
を入力します。 - 「OK」をクリックしてポップアップ画面を閉じます。
- 変数名に
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設定が完了したら、「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、Windows環境での環境変数が設定されました。
環境変数の設定手順(Linux)
Linux環境での環境変数の設定には、以下の手順を実行します。
この手順により、設定を永続的に保存します。
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環境変数を永続的に設定するために、通常は以下の2つのファイルのいずれかを編集します。どちらを編集するかは、設定をシステム全体に適用するか、特定のユーザーに適用するかに依存します。
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システム全体に適用する場合:
/etc/environment
ファイルを編集します。この操作には管理者権限が必要です。 -
特定のユーザーに適用する場合:
~/.bashrc
または~/.bash_profile
ファイルを編集します。
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テキストエディタ(例:
nano
、vi
、gedit
など)を使用して、選択したファイルを編集します。以下は例です:-
システム全体に適用する場合:
sudo vi /etc/environment # 管理者権限が必要
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特定のユーザーに適用する場合:
vi ~/.bashrc # または ~/.bash_profile
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選択したファイルに、設定したい環境変数を以下のように追加します。例として
ALM_HHWU
の設定(ALM_HHWU=T
)を追加する場合を示します。ALM_HHWU="T"
export ALM_HHWU
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テキストエディタで編集が完了したら、ファイルを保存して閉じます。
vi
エディタの場合、[:wq]
を使用して保存して閉じます。 -
環境変数を永続的に設定した後、変更を適用するために、システム全体に適用する場合は再起動が必要かもしれません。特定のユーザーに適用する場合は、新しいターミナルウィンドウを開くことで変更が適用されます。
これで、Linux環境での環境変数が設定され、永続的に利用できるようになりました。
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