AI Hub のインストール後、プロジェクトを作成します。各プロジェクトには個別のgitが用意され、バージョン管理を行うことが可能です。gitは各ユーザーがAI Studioからアップロードした履歴を管理するシンプルなものです。
AI Hub立ち上げ直後には「sample-production」「sample-test」「sample-dev」がサンプルのプロジェクトとして作成されております。直下にあるモザイクがかかっているプロジェクトは別途作成したものです。
早速プロジェクトを作成しましょう。プロジェクト名、説明、許可されたグループを設定します。許可されたグループではユーザー管理(Keycloak)での設定内容を指定します。トグルスイッチ「Git LFSを有効にする」はGit Large File Storage についての設定です。Git自体がインスタンスのローカルにあるため、Git LFS を有効にしても追加料金などは発生しませんので有効にしておきましょう。
プロジェクトが作成できました。概要を確認します。プロジェクトURLがgitのURLです。このURLはAI Studioとの連携時に使用しますので手元に控えておきましょう。
次は作成したプロジェクトをAI Studioと連携させましょう。AI Studioに移動します。リポジトリビューの左上のメニューから「プロジェクトに接続」を選択します。
先ほど手元にコピーしておいたgitのURLを「プロジェクトURL」へ貼り付けます。
接続設定をチェックを押下してAI Hubのid,passwordでログインします。
接続設定が確認できましたら「OK」を押下してプロジェクトの接続が完了です。
gitのスナップショット履歴を確認します。
試しにスナップショットをAI Hubに追加します。sampleからコピーしてきたデータ「Titanic Training」とそれを読み込んで表示するだけの単純なプロセス「test_process」を今回接続したプロジェクト「test_project」へ追加します。
プロジェクトを右クリックし、「スナップショットを作成してAI Hubに追加」を選択します。
スナップショットに説明を追加して「スナップショットを作成」を押下します。
AI Hubのプロジェクト > スナップショット履歴画面で追加されたスナップショットを確認します。
プロジェクト内にプロセスが配置されましたので実行してみます。AI Hubのプロジェクト > コンテンツ画面で「プロセスを実行」を押下します。実行画面に自動的に遷移しますので、その画面にてプロセスの状態が確認できます。プロセスの実行はAI Hub上で行われます。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。